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2014年3月7日金曜日

FOODEX JAPAN 2014 出展者から学ぶ。海外展示会の「これやっちゃダメ」。

Written by HEDI.

海外での催事や展示会、テスト販売(テストマーケティング)の相談をいただいた際に、何個か訪問者のことを想定した対応についてお願いをさせていただいております。というのも、あまり訪問者のことを考えていない、おもてなしできてないケースが多いのです。

FOODEX JAPAN は、これを考える上でとても良い機会です。

海外からの出展者から学ぶことで見えてくるものがあります(なお、多分に個人的な見解が含まれます)。

1. 何なのかわからない。ビジュアルによる説明が必要。

は?と思われるかもしれませんが実は意外と多い。担当者に説明を求めるか、細かい文字を読み込むかしないと、一体何の商品かわからないというもの。



来訪者はあらゆる食品に精通してるので一見しただけでわかるはず、と考えているのかのように見える・・。


2. 食欲をそそらない。試食に誘引する工夫が欲しい。

単純に美味しそうに見えないということもありますが、「この食べものは美味しい」という学習をしていないケースにも当てはまります。経験したことの無い食品は「美味しそう」とならないので、試食してもらうには相応の工夫が必要と思われます。




3. 試食した結果、ナニコレ?? になる。事前にテストしよう。

風味が独特な食材に多い反応だと思います。ローカライズしてないので単に変わった食べ物にで片付けられてしまう。「風味独特だけどアリだね」とならないとでも言いましょうか。
いつも、事前にテストしてんのかな、と疑問に思います。試食させてアンチ増やしてどうすんねん、と。

4. 確実にかぶるので、USPを明確にしよう

酒類はまぁいろんな意味で種類が必要なのでしょうから、アレとして。

海外製品で言えば、アボガド、干ししいたけ、はちみつ等々、同じような食品のブースをまぁ山ほど見かけます。

日本の食品で言えば味噌、醤油、漬物とか。地域が同じだと作る食品のカテゴリや素材が同じになってしまうのですが、あまり良くないと思う。なぜかと言うと楽しめないから、来た人に苦行を強いてどうする。

しかもUSPが示されてるのは、ほんのごく僅か。聞けば教えてくれるものも多いですけどね・・・。



他にもいろいろありますが・・




海外展示会、商談会で成果を出す鍵は「おもてなし」

おもてなしの切り口で考えるといろいろアイディアがでてくる方も多いように感じます。
もし海外展示会で結果が出ないなどお困りの際はこちらまで。


 
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