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2014年3月24日月曜日

ブルネイ :: 市場調査・インバウンドツアー客開拓

朝 6 時のAir Asiaに乗って今日からインバウンドツアー・訪日客獲得のパートナー交渉、市場視察を兼ねてブルネイ入りしたところ早朝フライト疲れで 1 日使いものにならなかったHEDIです。


ブルネイ基礎データ

あまり馴染み無いですよね、ブルネイ。小さいけれど、石油・ガス資源が豊富で裕福な国で、いわゆるレンティア国家です。

  • 人口:39.9万人
  • 首都人口:2.2万人
  • 一人あたり名目GDP:29,851US$
  • 面積は三重県程度
  • ムスリムのマレー系民族が65%を占める。チャイニーズは10%程度。
  • 140名程度の日本人が住んでいる。





豊かといいつつ、1人あたりGDP少ないんでは?と感じた方もいらっしゃると思いますが、ブルネイは購買力ベースの所得は相当高いとされています。なぜなら

  • 教育費無料 !!
  • 医療費無料 !!
  • 所得税、住民税ゼロ !!

だからです、すごいですねー。

家・土地も国が整備しているおり、これに応募すると2万円/月程度のローンで購入できるそうです。こちらに在住の方にお伺いしたところ、6部屋、2階建て、4シャワールームでレンタルしている家の家賃が9万円と言ってました。

ブルネイってどんなとこ?

豊かだからと言って、町並みが派手だとか、道行く人が浮かれてるとか、そんな気配は一切ありません。清潔で整備された道路や町並みであったり、車と人が交差するときはほぼ確実に人を優先し道をゆずるマナーや、フレンドリーさ。豊かとされながらも慎ましやかに暮らしているであろう人々の雰囲気など、非常に癒やされる国と言えます。


逆に、旅先で羽目をはずしたい人にはあまり向かないですね。
なんといっても、酒を飲めるところが無い(極端に限られているらしい)。夜の町が無い。
この国の若者は一体どこで遊んでいるのだろう、と。


マレーシアと同様に、この国の人はとても優しくて親切。ブルネイ在住 30 年の日本人の方が言うには、争い事がとても嫌いとのこと。交通マナーの良さはこういうところから来てると思う、と言ってました。

ホテルのWifi環境が悪いので、Wifiを求めて仕事場にしたカフェの店員さん。
翌日も行ったら、昨日と同じ席がいい?と、案内してくれました。


フレンドリー。
エレベーターに乗り合わせると、知らない人でも話しかけてくるらしいです(ブルネイ在住 10 数年の方談)。
先のカフェでは、自分が日本人だとわかると3人の店員さんが日本語の練習をし始めました。で、何かあると即席の日本語で話しかけてくるという。「あんがとます」とか「こばんは」とか「おわた?」とかいいながら、入れ替わりでやってくる。

世界最大規模の水上住宅にかかる橋の上で手を降ってくれた少年。



意外と近い日本とブルネイの関係

ブルネイの石油やガスの取引先の半分が日本。そういうこともあって日本には我々が想像する以上の親近感を持ってくれているように感じます。

今年はブルネイ建国の 1984 年から数えて 30 周年、そして日本・ブルネイ友好 30 周年の年で、いろいろなイベントや交流プログラムが用意されているようです。

この機会に是非日本にも訪れてほしいし、日本人にもブルネイを訪れて欲しいなと思います。




 
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