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2013年11月11日月曜日

日本人の民度。iPhone紛失で計るマレーシア人の民度。

Written by Hedi:

日本人の民度高い、てな記事を良くみかけます。高い低いってのは相対的な話なので、日本が高いなら必然的に低い国があるということになりますね。


民度高いって何?

そもそも、何をもって民度高いと言っているのか、てな話ですが。
日本人の民度の高さってことで記事に良く出てくるのは、乱暴に言うと以下のような感じでしょうか。


  • 日本では携帯なんかを紛失してもちゃんと帰ってくる!
  • 日本は、街や道路がきれい。誰もゴミを捨てない!

他にも
  • 日本人は、規律ある行動をする。
というのも記事になりやすい(ttp://kaigainohannoublog.blog55.fc2.com/blog-entry-920.html
のですが、実は大元のコメントに気味が悪いなどのネガティブな反応も多いので、これはまぁ除外しておきましょう。



マレーシアで 3 回 iPhone を紛失した。iPhone の運命やいかに。


実はこの 10 ヶ月ほどで、iPhone を 3 回置き忘れまして・・。
本エントリは、この貴重(?)な経験の中で iPhone が無事生還したかどうか回想しながら、マレーシア人の民度を計ってみようという、かなり強引な趣旨でございます。


まず、駅のカウンタ−で1回目紛失→出て来た。


英語できないにも関わらず 1 人で、しかも初マレーシアという中、到着した日の事です。KLIA(国際空港)から KLセントラル駅(KL市内の最も大きい駅)へ直行で向かう電車に乗るためにチケットを買った際に、チケットカウンターの棚に置き忘れまして。
電車に乗ってから気付いたものの、どうしようもできず。相当涙目でしたね。
市内に到着してから(英語しゃべれないのでなぜか)バスとタクシーを乗り継いで到着した KLIA の駅のカウンターにてアウアウ(何かを重大なことを伝えようとしている感じ。しゃべれないので)してたら、

「あー、iPhone なら KLセントラル駅に行くってわかってたから、KLセントラル駅に送っといたよ」

ありがとうーーー、ほんで、かなり優しいしーーーー(涙)。
ちょい余計だったけどーーっ

で、KLセントラル駅で無事受け取りましたよ。

「お前かー、聞いとるで 笑」てな感じのイージーさ。
電話してくれてたんですね。アウ、ぐらいで通じました。

これはホント助かりました。なんせ到着した初日ですからね・・。


2 回目は、空港行きタクシーに置き忘れ→出て来ない・・。


で、その帰国日。タクシーで KLIA に向かったのですが、空港おりる時にやってまいました。で、着信消音状態だったためか、電話しても出てもらえず・・。
まーでもこん時は、icloud から iPhone を探したり、iPhoneをリモートで鳴らしてみたり、コンソールメッセージの表示設定したり、手なれたもんすよ。
それでも、レシートにタクシー名も電話番号も記載されて無かったことが致命傷となり、紛失したまま時間切れ帰国と相なりました。







タクシーで 3 回目の置き忘れ→はたしてその結果は?


これは最近。オフィスの席に座ってから気付いたのですが、オフィスに向かうために乗ったタクシーにやはり忘れてきてしまいまして。

が、今回はレシートに電話番号があって連絡つく!
外出中のうちの若いもんにタクシーへ連絡するよう頼んでは見たものの。

「もう客乗せたし、わからない」とか言われたらダメだろーなー、と。

待つしか無いし半ばあきらめつつ、気を取り直しのコーヒーでも買いにいくか、とオフィスのビルを出たら・・。

タクシーの兄ちゃんが、こっちを見ながら笑顔で手を振っているーーーー!!
その手には、iPhone がーーーー。

「ここで待ってたら出てくると思って。電話きたけどどうやって出ていいかわからなくてさ。(かけただろ?)出れなくてごめんな。」

・・・ほれた。

もちろんささやかながらお礼しましたよ。


民度に関する結論(主観)


モノを無くしても出てくる=民度高い、て考えでいくと、マレーシア人も民度高いんじゃないかな。

しかも紛失物に関する(社会的)システムがしっかりと整備されてないマレーシアにおいて、それぞれのマレーシア人が、こう対処したら相手が助かるよね、と思う方法で届けてくれるところにほっこりします。



 
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