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2013年11月7日木曜日

マレーシアに住む日本人 4



 こんにちは!ASEANビジネスマンのマサです。
 前回の続きです。
現在マレーシアには上海の約10分の1の、1万人弱の日本人が住んで
います。
 簡単に分類してみると
 
1、駐在員
2、駐在員家族
3、現地採用(現採)
4、セカンドフォーマー
5、マレーシア人と結婚した人
6、子供(留学)の付き添い
に分類できます。

今回はマレーシア人と結婚している日本人のお話です。
私たち家族が住んでいる場所は、KLから車で西に約30分のところ
シャーラム地区です。
この地域は、マレーシアチャイニーズが新しく家を買うことが多い住宅地です。
また子供が通っている小学校は、「チャイニーズ台北スクール」という台湾系の学校なので、私達が出会う日本人は、国際結婚(懐かしい言葉)しているお母さん、お父さんが多いです。

お父さんの場合、仕事でマレーシアに来て会社の同僚、得意先などとして知り合った人が多いようです。お母さんの場合(僕の印象では、比率は5:1でこちらが多い)は、海外の留学先、仕事先、日本など出会いが広がります。

出会いの場所からもお金持ちの旦那さんが多いです。
それは、留学するには結構お金が掛かりますし、日本や海外で働てる人は一般のマレーシア人よりはお金持ちだからです。
私の家の近所だけで、7人その他を入れると12,3人ぐらい知っていますが、そのうち男性は2名だけです。


私の知り合いの特徴は2つ
 ひとつは、相手はみんなチャイニーズです。
 純粋マレーシア人と結婚する場合は、イスラム教に改宗しなければならない。
 また独身者同士が日本のように簡単にデートなどできないないなどの、ハードルがあります。

 もうひとつは、食事の問題があります。イスラム教では宗教上豚肉を食べてはいけませんしお酒が飲めません。
 反対に中華料理は、日本の中華料理とは若干違いますがなじみやすいからだと思います。
面白いのは、日常使う彼ら家族の言葉です。
たまに相手が日本語を話す場合がありますが、マレーシア人は英語が話せますので、親同士は英語が圧倒的です。

子供は、お母さんの言葉プラス英語が多いようです。
例えばお父さんが日本人、お母さんがチャイニーズの場合は、親同士は英語ですがお母さんと子供は中国語お父さんとは英語と日本語の場合が多いです。
逆の場合の子供は日本語と英語を使い分けます。
それでなんとなく3ヶ国語ぐらいは話せている子が多いです。

このように育っている子供が大きくなると、国際結婚というような大げさなことでなく、気軽に色々な国の人と友達になれる国際人(アジア人)がもっともっと増えるのでしょう。



続く。



                                            マレーにチャイニーズ、インド系と多彩な人種が共存するマレーシア


 
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