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2013年12月16日月曜日

ムーンケーキフェスティバル(月餅祭)!!

マレーシア女子のファッション事情
旧正月、ご存じですか?
と以前ブログに書きましたが、今回は、ムーンケーキフェスティバルについて
Amy Tingさんに書いていただきました。

月餅って意外な物語がある、食べ物でした。

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日本のみなさんこんにちは、Amyです。

ムーンケーキフェスティバル、日本語で月餅祭(中秋节)、別名、中秋節
またはお盆とも言うことがありますが、中国とベトナムの人々によって祝
われる収穫祭です。 
マレーシアで生活する中華系人、中国、シンガポール、台湾も、この日を
祝います。

太陽暦で8番目の月、15日の満月の時がお祭りの日です。だいたい、9月下旬
から10月上旬がその時期にあたります。2013年の今年は、9月19日が月餅祭で
した。

月餅祭には、家族や友人と集まる時です。また、感謝の祈りをささげる時で
もあります。本来は、秋の収穫を祝い、感謝する伝統的なお祭りです。 
現在では、家族が集まり美しい満月を見ながら、月餅を食べて親睦を深めて
います。ランタンに火を灯し飾ったり、子供たちがパレードをしたりします。

月餅の始まりは、元朝の時代までさかのぼります。 
当時、中国はモンゴル人に支配され苦しい時代でした。人々は、モンゴルの支
配から脱却するため、立ち上がろうと考えました。リウ・ボー・ウエンという
頭のいい人がおり、決起の時を知らせるために何千もの月餅に8番目の月の15日
に、モンゴル人を倒そう」とメッセージを入れ、市民に配布したそうです。 
その夜、反乱は成功し明王朝は生まれました。

伝統的な月餅は、丸くて文字が刻まれています。 
小麦粉、砂糖、バターと卵から作られており、おいしそうな黄金色に焼かれます。

最近では、従来はなかった生月餅が人気になってきています。粘りのある米粉
で作られていて、冷やして食べます。

形、サイズ、色もさまざまになってきています。

味もさまざまで、小豆、ハス、白蓮華、緑茶、黒ゴマ、チョコレート、モカ、
ナッツ、パンダン(※1)、アボカド、マンゴーとたくさんあります。卵の黄身
を使ったもの、使わないものもあります。

※1 
パンダンとは、マレーシア料理には欠かせない植物で、料理の香りや色付けに使
用されているものです。 
価格は、箱入りが約20ドル~60ドルで、友人や家族へのプレゼントとして購入します。


マレーシアでちょっとチャレンジしてみようかな?
 
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