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2014年10月17日金曜日

マレーシアから岩手へ。ムスリムフレンドリーFAMツアー

Written by Hedi.


今、マレーシアの旅行会社が、IGRさん主催のFAMツアーに参加し、岩手に来てくれています。

ムスリムフレンドリーツアー


このFAMツアーはムスリムフレンドリーとなっていて、弊社がマレーシアからの訪日客獲得のお手伝いをさせていただいていますIGRさんとの共催で実施したものです。
私も一部行程に参加し、レセプションパーティにてご挨拶させていただきました。


岩手山

日本へ来ていただくことの重要性、ハラルの検証

(まだ詳しくをお伝えできないのですが)実際来ていただくと本当に多くの気付きがあります。ローカルハラルの食事メニューなど、ムスリムの方の反応をダイレクトにもらえるのはやはり大きいです。全工程を同行できかったにもかかわらずこの情報量、ということは今回のツアーでIGRさんは相当多くの知見を得ていると思います。

旅行会社の国内マーケティング

レセプションには、多くの観光関係者の方が参加されていました。その後の飲み会(?)も含めて多くの雑談をさせていただいたのですが、その中で国内市場もまだまだ開拓の余地があると感じました。

相当面白い国内向け企画も出来そうなので、早速動きたいと思います。これを使って海外展開の原資を作るという計画なので、長期戦になりそうではあるのですが(^ ^)。


レセプションのご挨拶

はじめに

岩手へようこそ。
お越しいただき、大変嬉しく思います。

初めてお会いする方も多いので、まず我々のビジネスについて紹介させてください。私共の会社、BEGOOD TECHNOLOGYのメイン事業は日本における法人向けITサービスです。そしてマレーシアで、日本企業のマレーシア進出支援、マレーシア企業の日本進出支援サービスを行っています。

マレーシアの魅力、ジャパンプレミアム

我々は国内経済の将来に憂慮し、2012年にビジネスの成長を持続させるために、成長著しいASEANへ進出することを決定しました。時点時点で日系企業が海外進出する際のトレンドがあります。2012年当時は市場としてのタイ、製造拠点としてのベトナムがトレンドでした。しかし、ASEANの国々を調べていくと、マレーシアがとても魅力的な国であることがすぐにわかりました。マレーシアは、他の国に比べて、人口動態、法整備、国民性、市場規模、所得レベルなど、高いレベルでバランスがとれていたのです。また、Look East政策を知り、日本との関係性も良好であることがわかりました。そして、視察に訪れ、発展した都市に驚き、高い民度の人々に触れることもできました。我々はマレーシアの魅力と可能性に気づくことができました。

しかし少し残念に思うことは、マレーシアにおいて、日本はビジネスの相手として第一オプションでは無いということです。それも仕方はありません。よく知られているように、日本はこれから先本格的な少子高齢化社会を迎えようとしています。経済大国としてのポジションが失われ、マレーシアに限らずビジネスパートナーとしての優位性はこれからもどんどん低下していくかもしれません。
ジャパンプレミアムの賞味期限はもう残り僅かです。日本企業は行動を開始すべきタイミングにあります。



マレーシアと日本に貢献するということ

現在、我々はAEONマレーシアと契約を結び日系企業のマレーシア進出支援を行っています。また、マレーシアアパレルブランドの日本市場進出マーケティング、マレーシア医療用品のAEAN展開マーケティングを行っています。

同時にインターネットマーケティングサービスとして、旅行会社が海外へ自社パッケ
ージを販売するためのサービスを立ち上げる予定としています。旅行のインターネットサービスというと、booking.comや、Expedia、楽天のような、サービスを想像するかもしれません。このサービスのコンセプトは、ユーザーとスペシャルなパッケージを保有する企業を、 結びつけるということ、旅行会社が自身で訪日客の獲得を行えるというものです。

このサービスの中で、岩手の情報発信とともに、マレーシアの観光地についても日本
市場を含めた海外市場へ情報発信を行いたいと考えています。また、ビジネスの人の交流、旅行による人の交流、これを少しづつ増やし、マレーシアの魅力を日本の魅力を相互に伝えたいと思います。

我々は我々のサービスを通じて、日本とマレーシア、双方の会社と人々に貢献したいと考えています。

最後に。

今回いらした皆様は、ぜひ十分に岩手を体験していってください。
そして、周りの家族に、友人に、ビジネス・パートナーへ十分伝えて欲しい。
ここにいるみなさんの責任は重大ですね。
食事では、岩手の会話をし、
電話で、岩手の話題に振れ、
Facebookに写真を投稿しなければいけません。
これから先何週間かとても忙しくなるでしょう。
冗談はさておき。

改善に向けた多くの意見をいただけることを希望します。
みなさんの意見は、我々にとって一番の報酬です。
そして、どうぞリラックスして、岩手をおおいに楽しんでいってください。
みなさんに楽しんでいただけることが、我々にとって一番の喜びです。

ありがとうございました。
またマレーシアでお会いしましょう。

 
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